産後の骨盤矯正

今回は産後の骨盤矯正を受けた患者さんの写真を公開。
アンケートは今書いて下さっているので、一か月後にアップしますが、写真だけでも見てください。

それがこれ⇓
産後の骨盤矯正
使用前、使用後のようで何とも言えませんが(笑)
トコちゃんベルトを巻いてみるとその差が歴然としてます。

これは初回と6回目の”施術前”の写真です。自然な立ち姿勢をしていても、これだけ骨盤の幅(お尻の大きさ)に違いが出るのです。
(ちなみに、この患者さんは「中目黒の整体院」に来ていただいているので、服はこちらで用意させて頂いている着替えです。服の趣味が悪い訳ではありません(笑)

産後の「骨盤矯正」では
まずは、「骨盤底筋」をつけるための施術・体操から始まります。
分娩直後の骨盤は最大に緩んで子宮も下がっています。そのため、骨盤の底の部分にハンモック状についていて、骨盤の底を支えている筋肉である「骨盤低筋」が緩み、尿漏れ止まらない、ちょっと力を入れると漏れてしまう・・・なんて状態を作り出してしまうのです。

次につけるのが「腹筋」。出産をすると腹筋が無くなってしまったかのような錯覚に陥るかもしれませんが、「腹筋」は無くなっていません(笑)のでご安心ください。でも、ここで”してはいけない”のはよく普段やっている腹筋運動。人により違いますが、「腹直筋離開」と言って、よく「お腹が割れてる」と言われる「シックスパック」の人の腹筋の縦の線。あれが真ん中から裂けてしまっている状態になっている産後のお母さんが腹筋運動を突然すると「白線ヘルニア」など ”やばい!”事になってしまいます。産後も妊娠中のようにお腹がポコッと出たままの人は特に注意しなければなりません。

まずは「腹直筋」の離開を戻すことからスタートして、ウエストを作る腹斜筋を使えるように施術・指導していきます。

産後は妊娠前よりサイズダウンが可能な時期です。
妊娠前には気にしていなかった「骨盤の開き」や「体の使い方」を一から覚え直すことによって、産前よりキレイなお母さんになれます。

ちなみに、産後の「ウェストニッパー」はおすすめしません。
子宮は締めなくても、産後ちゃんと収縮します。
腹筋は押さえつけているだけでは回復しません。(支えることは大事ですが・・・)
何といっても、ウェストニッパーで腹部を締めてしまうと、内臓が下がり「骨盤底筋」を下へ押し下げてしまうため回復が遅れるだけでなく、骨盤の上の部分を締め付けるので、逆に骨盤が開いた状態になってしまいます。

骨盤を締めて、その状態をキープできれば、キレイな体への第一歩になります。

いっしょに頑張っていきましょうね。

 

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