トリガーポイント・セラピーとは

トリガーポイント・セラピーとは

大川メソッドの一つ、筋肉の調整にはトリガーポイント・セラピーが含まれます。

トリガーポイント・セラピーとは簡単に言えば、トリガーポイントを押して、そのしこりのような固さを取っていく事によって痛みを取り除く方法です。


トリガーポイントとは?

そのトリガーポイントとは痛みの原因になる部分のことです。筋肉の表面ににできる“しこり”のようなものを言います。 体の痛みの原因の95%はこのしこりのせいだとも言われています。(残り5%は骨折やがん、感染症によるもの)。 ケネディ大統領の主治医だったトラベル博士がこのトリガーポイントについて研究し、ヘルニアの症状が手術をしてもとれなかったケネディ大統領の腰も このトリガーポイントセラピーによって改善させました。

トリガーポイント・セラピーとは

これは、ツボとは少し違うのですが(同じからだなので70%?は同じ部分だといわれていますが)、ツボとは違うのが、 実験の結果発見させれたポイントだという事です。(1938年 Kellgren教授の実験 濃度6%の食塩水を筋肉に注入し、 そことは離れた箇所に痛みが出ることを発見。神経走行に沿っていないため、それがトリガーポイントとされた。)
トリガーとはピストルを撃つときの”引き金”部分。その部分を引くことによって玉が発射され離れたところに影響があるという事 から名前が付けられました。

このトリガーポイントを取っていくのがトリガーポイントセラピーですがもう少し詳しい説明をすると・・・・(興味のある方だけどうぞ!)

トリガーポイントがなぜ起こるのか

けがや同じ動作の繰り返し、同じ姿勢の維持、ストレスによって、筋肉が過度に縮んだり、伸ばされたりしたときに起こる筋肉へのとても小さな傷がスタートになり、痛みのスパイラルと呼ばれるものを形成します。

小さな傷によって、まずは筋肉や関節の動きが悪くなります(拘縮)。それにより血行が悪くなるため、筋肉に老廃物が蓄積されます。その老廃物が、筋肉の細胞から発痛物質がでるのを促すので、今度は痛いので筋肉が拘縮する、というように痛みのスパイラルにはまってしまうのです。

この筋肉の拘縮がトリガーポイントを発生させる要因になります。

 はじめは押してみると痛い、普段は痛くないんだけどもね、ぐらいから始まり(第一段階)
 押すと他の部分に痛みが飛ぶ、ある動作をすると痛い(腰を曲げると痛いなど)トリガーポイントの元ができ(第二段階)

 動かさなくても痛みを感じてくる、何もしなくても痛い、だるい(最終段階)と感じるようになる

と、トリガーポイントが作られていきます。


このように作られたトリガーポイントを取り除いていくのが

ですが、それと同時に筋肉を拘縮させる原因となる

これも同時に取り除いていかなければ、痛みを繰り返します。そこで、トリガーポイントセラピーに加えて、関節の動きや体の使い方、姿勢など総合的に見ていくのが、私の施術の方法である大川メソッドになります。